それいけ!ハタノシステム調査団

それいけ!ハタノシステム調査団 vol.02

インタビューを受ける先輩社員

育児も仕事も両立できるのは
理解ある会社のおかげです

教えてくれた先輩

調達部 K.Tさん(2009年度 中途入社)

2009年に中途入社。7年はサービス部事務の立ち上げメンバーとして業務を確立し、その後は調達部にて製品や工事会社への発注など調達業務に従事。2回の育休を取得し、現在は在宅勤務と短時間勤務を利用しながら、仕事と子育てを両立している。

新事業立ち上げに役職も性別も関係ない。

ハタノシステム入社後のキャリアを教えて下さい。

中途入社で7年はサービス部に在籍していました。そのあと調達部に異動して現在にいたります。在宅勤務が多く、社員の方と顔を合わせる機会が少ないので、今日は若手の皆さんと会えて嬉しいです。

ハタノシステムは男性社員の比率が多いですが、サービス部と調達部をご経験された中で、女性としての立場で難しかったことや、生かせたことはありましたか?

私は、サービス部が立ち上がる時に唯一の事務員として入社したのですが、部内で女性は私だけでした。立ち上げ当初にあたっては、サービス部の課長と一から事務業務を確立していきました。部内の皆さんと協力しながら業務を進めていたので、あまり「女性だから」難しいと感じたことはなかったですね。

サービス部の立ち上げメンバーとして、困難だったことや記憶に残っていることはありますか?

サービス部の仕事はとにかく件数が多いんですよね。月に100件、年間1,200件ぐらいは余裕であるので、その件数をこなすのが大変でした。日々、工程の調整や、協力会社や社内の調整をしたりと、バタバタしていたのはよく覚えていますね。

笑顔で話す先輩社員

育休明けで意識した仕事の効率。

お子さんが2人いると聞いているのですが、仕事と子育ての両立はどのようにされていたのでしょうか?

入社して2年目の2011年に第一子を出産して1年間育休を取り、また4年後の2015年に第二子を出産したので2回の育休を取得しました。育休明けは、短時間勤務にしたのですが、なかなか時間のやりくりが大変でした。会社にいる時間は集中して、その時間内で絶対にやり切る!という意識をもって、とにかく効率よく無駄な作業を省いて仕事をしていました。

働く時間が短くなったからこそ効率を意識されていたのですね。具体的に業務改善できたことはありましたか?

業務改善はいろいろと取り組んでいまして、例えば調達部に異動してから、注文書の発行を紙でやり取りしていたことがすごく負担で時間もかかっていたので、業務効率を上げなきゃと思い、すぐに電子契約を進めることにしました。ちょうどコロナ禍だったこともあるし、調達部は人数が少ないので、管理しやすいこともあり、すんなり導入できたのが大きかったですね。それが一番大きい業務改善です。

改善のスピード感がすごい!他にも仕事で意識されていることを教えて下さい。

短時間勤務で周りの方々に迷惑をかけないようにしたかったので、自分がもし翌日抜けても仕事に穴が開かないように、皆さんと連携が取れるようにコミュニケーションをたくさん取ること、報連相をすること、自分が何をやっているか進捗状況や業務の報告を必ずするようにしました。報連相は確実にやらないと迷惑かけちゃうので。

どんな状況でも確実に仕事をするために、報連相をすごく意識してされているんですね。

ジェスチャーを交えながら話す先輩社員と真剣に話を聞く若手社員

仕事を長く続けられる3つの理由。

仕事と子育てを両立する面でハタノシステムの良いところ、印象に残っている制度はありましたか?

ハタノシステムでは私が初めて育休を取ったのですが、皆さんすごく優しく接してくれました。育休復帰後も短時間勤務を取得し、もう10年以上は短時間勤務を継続させてもらっていることが本当にありがたいです。

初めての育休取得者なのですね!例えば、お子さんが急に熱が出ちゃって、家に帰らないといけないような場面もあったと思うのですが、その時の男性社員の皆さんはどんな感じでしたか?

とにかく優しいんですよ!何かあっても、早く帰っていいよって言ってくれます。自分がやるべきことはちゃんとやって、後は引き継いで、報連相して帰ることは何度もありました。どの方も嫌な顔をしないで受け止めてくれるんですよね。

男性が多い職場で、育児に理解があるのは結構珍しい気がします。

そうですかね。女性が少ないからこそかもですね。どんな立場になっても、とても優しくしてくれるので、安心できる会社だと思います。コロナ禍をきっかけに、すぐに会社がテレワークの環境を整えて在宅勤務が基本の働き方になってくれたおかげで、家にいながら、子供の様子も見られて仕事も問題なくできることは本当に素晴らしいなと思います。建設業ではあまり聞かないので、いまだにずっと在宅勤務をしているの?ってびっくりされちゃうこともあるんですけど、仕事を長く続けられているのは在宅勤務と短時間勤務、それから職場の皆さんの理解のおかげですね。

笑顔で話す先輩社員

働きやすい環境をつくるために自分自身を知ってもらう。

ハタノシステムに入ろうか迷われている女性の学生さんたちにハタノのアピールをお願いします。

フルタイムで働けない状況になったとしても、制度もしっかりあるし、職場の理解もあるので、いろんな働き方ができると思っています。だから、安心して入ってきて欲しいですね。忙しいこともあるし、大変な職場もあるけど、いろんな業務がある中で、必ず自分に合った仕事が見つかるんじゃないかなとは思います。

ハタノシステムは柔軟性がすごいですね。その人が働きやすいような仕事環境を整えてくれています。だから長く活躍できるんですね。

そうだと思います。ただ、そのためには、上司と話をしたり、しっかりコミュニケーションを取ったり状況を理解してもらうことが大切なので、アピールではないですけど、自分自身を知ってもらった方が良いですよね。

コミュニケーションは大切ですね。会話をしたら、若手の意見も取り入れてくれるところが会社のいいところだなと私も思いました。

調査団
編集後記

営業部T.A

育休制度を活用している先輩に話を伺ったことがなかったので、今回インタビューを通して貴重な経験をさせて頂きました。
お互い(上司、部下)を良く理解できる環境が整っているからこそ、柔軟な働き方が実現できるのだと感じました。

技術部S.T

会社として育休制度はあっても、実際に利用できる環境なのかという心配は僕にもありました。しかし、Tさんがおっしゃっていた通り、ハタノシステムには、育休や在宅勤務、短時間勤務など育児と仕事を両立できる環境が整っています。会社全体として働き方に柔軟な考え方があるため、自分がやるべきことをやり、報連相を徹底すれば、状況に応じて休みを取得できるのが強みだと思います。

営業部Y.H

性別やライフイベント関係なく、活躍されていてとても憧れました。
短時間勤務を利用しながらも、仕事を続け効率化に貢献し、仕事と家庭の両方を大切にされていることが伝わってきました。
働き方に多様性があり、ワークライフバランスの取れた働き方ができる職場ですてきだなと思いました。

先輩社員と3人の若手社員が笑顔で映っている職場の風景